アスベストONEのことがまるっとわかる資料がすぐにご覧いただけます。
一般社団法人 住生活リフォーム推進協会は、住宅リフォーム事業を専門的に取り組む地場工務店等事業者で運営する、全国組織の一般社団法人です。主に全国11支部で、各種研修・セミナーを実施し、会員であるリフォーム事業者の技術力と品質の向上を図っている団体です。
2022年より、会員様向けに「アスベスト(石綿)勉強会」を開催して会員様の知識レベルの底上げを図り、また、アスベスト(石綿)法令に適正対応するためのシステムアスベストONEの導入を推進。今回は、勉強会を開催した背景や会員様の困りごとについてお伺いいたしました。
ご担当者様:一般社団法人 住生活リフォーム推進協会 増田様
当団体では、主にリフォームに関わる研修や勉強会を通して、会員様の技術力と品質の向上を図っております。
アスベスト(石綿)法令の改正が始まった当時は、全くと言っていいほど法改正に関する情報が入ってこない状態でした。ですが、当団体の会員様から「法改正について教えて欲しい」「具体的に現場ではどのように対応すればいいのか?」という質問が相次いでおりました。
情報が全くない状態の中、会員様からは質問が止まらず、正直当時は「わかりません」と答えるしかなかったのですが、「このままではまずい」と思い立ち、まずは石綿作業主任者技能講習・一般建築物石綿含有建材調査者の資格を取得しました。
実際に資格を取得して、ある程度の知識がついた実感はありましたが、講習会では工事の種類別に具体的なアスベスト(石綿)の調査や除去の方法を教えてくれるわけではありません。
資格取得後も、自分なりに法令やアスベストについて調べれば調べるほど、「今回の法改正について、『わからないから』と放置してしまうと、最悪の場合、仕事を失う事態に陥ってしまう」という危機感に変わっていきました。
その通りです。今回の法改正について、会員様に正しい知識や具体的なリフォーム現場での対応方法をお伝えすることは、当団体としての責任だと強く感じました。
当団体は、普段から勉強会や研修を行っておりますが、当時アスベストについて勉強会を開催出来る位の知識を持っているのが、一般社団法人CERSI(株式会社EMS グループ会社)理事の子安さんしかいらっしゃいませんでした。
そこで子安さんに声をかけてみたところ「私達も今回の法改正については、知らなかったでは済まされないと思っています。ぜひ勉強会を開催しましょう!」と、ご快諾いただき、各支部で勉強会を実施することになりました。
今まで、全国で計10〜20回ほど対面で実施しています。
勉強会の内容は、「どのように・なぜ、法令が変わったのか」といった基礎的な部分から「最新の摘発・送検事例」のような最新情報、さらに、「現場スタッフがやらなければいけないこと」「料金設定の考え方について」といった現場の仕事に踏み込んだ内容に関しても、具体的にお話しいただいております。また、アスベスト業務管理システムアスベストONEのお話もしていただいています。
アスベストONEの説明を聞いて、「なるほど、これを使っておけば必要なアスベスト法令対応は全てやっている」という事になるなと感じました。アスベストONEを導入して活用する事によって”アスベスト対策は完了”なので、多くの会員様にご利用いただけていると思います。
やはり新しく出来た法改正に関する話なので、皆さま、情報共有の場として盛り上がることも多いですね。“座学で勉強”だけではなく、会員企業の代表に具体的な対応方法を話してもらったり、具体的な金額面の話題なんかも話しています。
また、すでにアスベストONEを導入している会員同士だと、アスベストONEの話題を中心に情報交換も活発にされている印象があります。
アスベスト(石綿)については引き続き勉強会等を通して、活発な情報発信・情報交換をしていこうと考えております。
また、今年はリフォームに関するオリジナルの新カリキュラムもスタート予定なので、会員様が持続的な事業活動が出来るよう、多方面から会員様の知識向上に勤めていくつもりです。